【問1解説】
ロバート・バーンズ(Robert Burns、1759年1月25日 - 1796年7月21日)は、スコットランドの国民的詩人、エアシャーの大詩人。
代表作品:『ハギスに捧げる詩』『蛍の光』『故郷の空』『シャンタのタム』『我が恋人は紅き薔薇』。
ハギス(haggis)とは、スコットランドの伝統料理で、茹でたヒツジの内臓ミンチ、オート麦、タマネギ、ハーブを刻み、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹る(もしくは蒸す)詰め物料理の一種です。スコットランドでは一般的で、肉屋の総菜としても売られているポピュラーな羊肉料理なんです。スコッチのつまみといえば、このハギスがあまりにも有名。逆に言うとハギスはウイスキー以外とは合いそうに無い食べ物。現地では熱々のハギスに、たっぷりのシングルモルトウイスキーをかけて食べます。
ロバート・バーンズが『ハギスの詩』を詠んでいるからという理由から、バーンズナイトでの夕食「バーンズ・サパー」では、食事と共にバーンズの詩の朗読などが行われます。そして、バーンズ・サパーのメイン料理がハギスです。
主役のハギスはバグパイプの演奏と共に運ばれます。その後、バーンズの「ハギスに捧げる詩(Address to Haggis)」を朗読してからナイフが入れられます。バーンズがハギスに捧げる詩を書いていたことが縁で、バーンズナイトにハギスが食べられるようになりました。
